大将がゆく

写真を撮ったり、イラストを描いたり……日本一周の旅をした主夫の日記帳

浄土平の天の川&吾妻小富士の雲海|【日帰り登山】吾妻小富士と一切経山 Ep.1

先週末に魔女の瞳を見たくて、福島県の一切経山へ登ってきました。

でも今回は前夜に見た星空と早朝の雲海のお話です。

浄土平で天の川

GoProの設定をミスってワープ航行みたいな絵が撮れました

夜10時前に仙台を出発し、途中のサービスエリアで時間調整をしながらやってきたのは磐梯吾妻スカイラインの浄土平レストハウス駐車場です。

だいたい深夜1時に到着すると、満点の星空が広がっていました。

調べてみると新月の夜かつ快晴という天体観測にはベストなコンディション。慣れてくれば天の川が肉眼でも見えるほどです。

エンジンを切るとさっそく三脚を出してカメラをセットしました。

こんなにはっきりと天の川を見たのは初めてかもしれません。左下の明かりは二本松市街地だと思います

星空はすっごい綺麗なのですが、とにかく寒い。クルマの外気温計によると10℃。あまり長々と撮影はできませんでした。

登山用の雨具に加え、山の上は冷えると思って寝袋を持ってきましたが、ここまでとは思っていませんでした。

車中泊は失敗

はじめてヤリスで車中泊を試みましたが……

登山に備えてしっかり寝たかったのですが、星空を撮ったり就寝準備をしていたら、結局、就寝したのは午前2時。

ちなみにヤリスで車中泊に挑むのは今回はじめて。

後席を倒して荷室を広げてもスペースを確保できず、助手席をリクライニングして寝ることにしました。

しかしシートがバゲット形状なの寝返りは打てないし、傾斜が残ってるので滑って落ちていくし、しんしんと身体が冷えてくるし……ほぼ寝付けずに朝を迎えることになりました。

やはりコンパクトカーで安眠を得るためには相当な研究と工夫が必要になりそうです。

吾妻小富士で雲海

公衆トイレ脇から見えた雲海。これを逃すわけにはいきません

5時過ぎにトイレに向かうと目に入ったのは福島盆地を覆いつくす雲海でした。たぶん吾妻小富士に登れば見えるはずです。

どうせ車内にいても寝付けないし、登山開始の予定時刻までは余裕があったので急遽、朝メシ前に軽いハイキングに行くことにしました。

吾妻小富士の火口の淵に登ると眼下には深い雲海が広がっていました

北の方角を望む。奥の方までずっと雲海が続いています

寒い夜に耐えた甲斐があったのか、大雲海を眺めることができました。

後編へつづく

朝日を浴びる一切経山とスカイライン。よし、これから登るぞぅ

太陽が昇り切る前に雲海の写真を撮ろうと速いペースで登ったので、クルマに戻ってくる頃には息も絶え絶えに……。

でも、ここからが本番ですからね。事前に調達していた食事でエネルギー補給をして、すぐに出発することにしました。

朝食は山形名物の冷たい肉そば。宮城在住の人間が福島の山で山形名物を喰らう……という南東北が渋滞する構図です

ただし記事が長くなってきましたので、一切経山の登山の様子は後編として明日に投稿する予定です。

それじゃあ、また。

www.taishogoes.com

撮 影:2024年6月 in 浄土平、吾妻小富士(福島県福島市)
カメラ:SONY α7R IV, Apple iPhone13, GoPro HERO11 Black
レンズ:SONY FE 20-70mm F4 G